第17回日米大学野球選手権大会

最高殊勲選手・葛西、敢闘賞・該当者なし
第17回大会（1988年・日本）
　右手の障害を克服してマウンドに立ったアボット投手の活躍が、日本中の話題になり旋風を巻き起こした。試合はソウル五輪メンバーを擁する米国が有力と見られたが、日本は葛西（法大）らの好投で第2戦から3連勝。3年ぶり6度目の優勝を遂げた。
（監督／松田　博明）

第1戦　6月26日（神宮）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	計
アメリカ	2	0	0	0	0	0	1	0	0	0	2	5
日本	1	1	0	0	0	1	0	0	0	0	1	4

［米］ベネス、○スルーサルスキー─キャンパニス、サーベイス、ロビンス
［日］●葛西、上岡─瀬戸
▽本塁打　十河（ベネス）、山路2（ベネス、スルーサルスキー）、フィオリー（葛西）、ベンチュラ（葛西）

第2戦　6月27日（岩手県営球場）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日本	4	0	0	0	2	0	0	0	0	6
アメリカ	0	2	0	0	0	0	0	0	3	5

［日］酒井、○長谷川、小林─金賀、瀬戸
［米］●マクドナルド、ベック─ロビンス

第3戦　6月29日（県営宮城球場）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
アメリカ	0	0	0	1	0	0	2	0	0	3
日本	0	0	0	0	0	2	2	0	×	4

［米］アボット、●コウムズ、プール─サーベイス、キャンパニス
［日］上岡、○長谷川、葛西─瀬戸、金賀
▽本塁打　ベンチュラ（上岡）、渋谷（コウムズ）

第4戦　7月1日（水戸市民球場）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日本	2	0	0	5	1	0	0	2	2	12
アメリカ	2	5	1	0	0	0	1	0	1	10

［日］小林、○志村、湯舟、長谷川、葛西─瀬戸、金賀
［米］ベネス、●スルーサルスキー、プール、ネイギー─キャンパニス
▽本塁打　マルチネス（小林）、ベンチュラ（志村）、マッシー（志村）、大森2（ベネス、スルーサルスキー）、大塚（ベネス）

第5戦　7月3日（神宮）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日本	0	0	0	2	2	0	0	0	0	4
アメリカ	4	0	0	1	0	1	0	0	×	6

［日］●上岡、湯舟、小林、酒井、長谷川、志村─瀬戸、金賀
［米］マクドナルド、○アボット─ロビンス
▽本塁打　バーバリー（湯舟）、グリフィン（小林）